外反母趾ってなあに?
足の親指が変形して小指の方へ反っている状態のことです。
ひどい場合は足を地面に接地できないほどの痛みを伴い、
手術を必要とする場合もあります。
身体の中心線から見て、親指が外側に曲がっているために
外反母趾と呼ばれています。
足は変形して、ふつうの靴がはけなくなり足が痛くて歩けなくなり、それでも無理な歩き方を
していると、脚が疲れやすく膝や股間節まで痛みます。
足が痛いと足を引きずり、背中を曲げて歩くので、姿勢が悪くなり腰痛、肩こりが起こり、
頭痛までしてきます。
ちょっと前までは先の細い靴(ハイヒール等)を履くことで足の指を締め付け、
外反母趾になると考えられていましたが、先の細い靴をあまり履く機会の少ない男性でも、
外反母趾になっています。
今では女性だけでなく多くの男性も外反母趾で悩んでいるようです。
軽い症状も含めれば、中高年の女性の約半分が外反母趾だと言われています。
男女比で言うと、女性のほうに10倍も多く現れるトラブルなのです。